あたまいた
すかすか
この頭
なのにまた
痛むんだよう
きりきり
ぽくぽく
じんじんと
坊さんのお経みたいに
真冬の夜半のおしっこみたいに
終わりが見えずに
痛むんだよう
さっき白い錠剤を
乾いた喉に押し込んだ
じりじり
時計の長針は
少しも前に進まない
たぶんね
ネジを
巻かれたの
ぎりりぎりりと
誰かから
そうすりゃあ少しは
ぽんこつの
首から上の飾り物
もう
飾りにもなりゃしない
このでくーが
でくーの頭が
ちったぁましになるかもと
思ったのかもしれないねぇ
あああ
痛いよう
すかすかの
からからが
きりきりで
じんじんだよう
錠剤は
じゅわじゅわ溶けて
今いずこ
体のどこらを巡ってる?
あたしゃ人より
血の巡り
ぼんやりどろどろ
悪いんだ
あたまいたのところまで
なかなか
たどりつかないよぉ
薬、ようやく効いてきましたよう><。
by sorasaka
| 2005-11-21 01:52
| 降ってきた詩 未完成